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第11回 会社経営の重点を損益計算書から貸借対照表へ移しましょう

中小企業の社長様たちは、損益計算書はよく見られていますが、貸借対照表を見ることはあまり得意ではないようです。

 

年商がいくらだとか、役員給与がいくらだとか、利益がいくらだとかはよく話題になります。

 

これらはすべて損益計算書の項目です。

 

これらの数字は会社のすごさが分かりやすくていいのですが、

 

わが社て一生懸命に働いてくれている社員さんのためにも、

 

わが社の商品・サービスを気に入ってくださって長い間お付き合いしていただける取引先のためにも、

 

成長性や収益性といったすごさよりも、長く存続できるかどうかの安全性を重視していただきたいと考えています。

 

それが、貸借対照表中心の健全性に重点を置くということです。

 

健全性とは、現金預金を多く持ち借入金を少ない貸借対照表を持つということです。

 

 

有名な財務指標に「自己資本比率」というものがあります。

 

どれだけ財務基盤が強いかを示す指標です。

 

会社の純資産を、総資産で割ることによって計算することができます。

 

純資産を多くして、総資産を減らすことによってその数値を良くすることができるのです。

 

目標となる貸借対照表にするために、各勘定科目をどのように変えていくのかをシミュレーションしてみましょう。

 

現金を多く持ち、支払手形をなくし、借入金を少なくするにはどうしたらいいか?

 

売掛金や在庫を減らし、固定資産を持たないようにし、仮払金や立替金をなくす。

 

それでも足りない部分は利益を出して調達するようにする。

 

などなど。

 

損益計算書を中心に利益計画を立てるのではなく、理想の貸借対照表にするにはどうすればいいかを考え、

 

足りない部分を利益を出して調達するという考え方で計画を立ててみてはいかがでしょうか。

 

たくさんの利益を出すのは大変ですからぜひお勧めします。